母なる大地に伝説あり。人間と鬼の、覇権を巡る果てしなき争い。 オウガバトル伝説である。 何千にも及ぶその戦いは、神の介入により人間に勝利が持たらされた。 勝利に溺れる人は、”争い”は次の文明を生む”礎”だと語る。 しかしそれが何を生むのか。 次の戦い、そして次の戦い、そして・・・・・・。 戦いはまた新たな戦いを生むだけなのかもしれない。 愚かな人間もまた、再び争いを繰り返す。 これは、恐怖政治時代のゼテギネア大陸を解放へと導いた戦士たちの記録である。